メラニンというとシミやそばかすという印象がありますが、その他にもくすみや毛穴目立ちなどの原因にもなります。
メラニンとは?
メラニンは、紫外線や摩擦などの刺激から肌を守るために生み出される天然の防御色素です。本来は、肌を守ってくれるものですが過剰に作られたり排出が追い付かなかったりするとシミ・くすみ等の原因になります。

復習はこちら▶【表皮の役割とは?】肌荒れの原因とも深く関わる知識をわかりやすく解説|3分でわかる美容知識 基礎④
メラニン悩みが起きる原因
①紫外線(UVBとUVA)
- UVB→表皮に届く。炎症+メラニン生成のスイッチON。
- UVA →真皮に届く。 肌の奥に届くが、メラニン量を増加させシミの原因に。
※富士フイルムが紫外線の最長波UVAがシミ・くすみを引き起こす一因であることを解明
②摩擦・刺激
- 洗顔時にこする
- タオルでゴシゴシ拭き取る
- マスクや枕の摩擦
③炎症(ニキビ・乾燥)
- ニキビ後に赤み → 茶色に変わる
- 乾燥等で肌が荒れる → 炎症 → メラニン増加
→ 炎症後色素沈着と呼ばれる。
④ホルモンバランスの変化
- 妊娠・出産
- ピル
- 生理のゆらぎ
→ メラニン指令が過剰になり、肝斑の原因にも。
⑤肌のターンオーバー低下(遅くなる)
- 代謝が落ち、メラニンが押し出されずに溜まる
- 加齢・寝不足・冷え・ストレスでも加速
メラニン悩みの種類
①一般的なシミ
紫外線の蓄積でできる濃いシミ。老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)、日光性黒子(にっこうせいこくし)とも言う。
②そばかす
小さな茶色い斑点状のシミ。雀卵斑(じゃくらんはん)とも言う。幼少期~思春期に目立つ傾向がありますが、大人になると薄くなることもある。
③炎症後色素沈着
ニキビや火傷等、肌に炎症が起きた後にシミが残る状態。炎症がつよいと色素沈着の期間が長くなる。毛穴の黒ずみもこれに近い、毛穴周りが紫外線や摩擦などで炎症が起きるとメラニン量が増える。
④肝斑
ほほの広範囲に左右対称でぼんやり広がる。主にホルモンバランスの乱れが原因で現れることが多い。そのため、トラネキサム酸内服が基本となる。
⑤くすみ(顔全体の暗さ)
メラニンを持った細胞が角質肥厚を起こすと、顔全体のくすみにつながる。
メラニン悩みに対するアプローチ
①紫外線ケアの見直しをするのが最優先
よく言われるように、室内でも冬でも紫外線は届きます。
②摩擦や刺激を減らす美容を
- スキンケアが肌に触れる時の摩擦を減らす努力をする
- タオルでの拭き取りは擦らず押し当てるようにする
- 枕カバーはやわらかい素材にする
- 刺激の多い美容をしすぎないようにする
ことが大切です。
③バリア機能強化=保湿力UP
乾燥で炎症が起きたり紫外線が入ってきやすかったりすると、メラニン量が増えシミにつながります。角層を健やかに保つために保湿をすることh必要不可欠です。
④美白成分を使う

目的別に最適な成分が違うので、次の項目で分けて解説するね!
目的別:メラニンに効く成分まとめ
医薬部外品の成分として登録されている成分以外にも、メラニンにアプローチできる成分もあるので解説します。
メラニンを“作らせない”(生成阻害)
- トラネキサム酸
- アルブチン
- カモミラET
- 4MSK
- コウジ酸
- プラセンタエキス
メラニンの“排出を促す”(ターンオーバー)
- ナイアシンアミド
- レチノールなどビタミンA類
- AHA(乳酸・グリコール酸)
- ビタミンC誘導体
メラニンを“還元する”(黒色化を抑える)
- ビタミンC誘導体
ニキビ跡など炎症による色素沈着に強い成分
- ナイアシンアミド
- トラネキサム酸
- ビタミンC誘導体
- 4MSK
まとめ:メラニン悩みは”紫外線と炎症と摩擦”で決まる
- 紫外線=最大の原因
- 炎症(ニキビ・乾燥)もメラニン生成を促す
- 摩擦・刺激でもメラニンが増える
- ターンオーバーが遅いとメラニンが残る
メラニン悩みを改善したいなら、
「紫外線を防ぐ・炎症を抑える・摩擦をなくす」
この3つが最優先です!


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