『紫外線による肌老化=光老化』です。実は、老化の80%以上は紫外線による老化と言われているほど、日常の光が肌に最も大きな影響を与えています。
この「トラック運転手の写真」は美容業界では知らない人がいないほど有名な光老化の写真です。左側から光が当たることが多い外国のトラック運転手は左側の老化が顕著です。

光老化で起きる主な症状
- 頬のたるみ
- 毛穴のたるみ(開き)
- ほうれい線・目元のシワ
- 濃いシミ(老人性色素斑)
- 肝斑やそばかすの悪化
- 顔全体の茶ぐすみ
- ハリ低下、乾燥、キメの乱れ
全部、紫外線が原因で加速します。
肌に届く紫外線は主に2種類ある
〇UVA(生活紫外線)
- 波長が長く、真皮まで到達
- 毎日降り注ぎ、曇り・室内・窓越しでも入る
- たるみ・シワ・くすみを引き起こす光老化の主犯
〇UVB(レジャー紫外線)
- 表皮の表面に炎症(日やけ・赤み)を起こす=サンバーン
- シミのきっかけになる
- 強い季節は4〜9月と言われている
※UVA/UVB紫外線量の月間変動を見たい方はこちら▶「日本化粧品工業会」紫外線についての基礎知識
光老化が起きる原因
紫外線が肌に入ると・・・

〇表皮
- 紫外線がメラノサイトを刺激し、メラニン生成のスイッチをONにする。結果、シミの出現・悪化や肝斑の悪化につながる。
- 紫外線ダメージが蓄積するとターンオーバーが遅くなる。結果、メラニンを有する細胞が蓄積され、全体的な茶くすみやシミが濃くなる症状がでる。
表皮の復習はこちら▶【表皮の役割とは?】肌荒れの原因とも深く関わる知識をわかりやすく解説|3分でわかる美容知識 基礎④
〇真皮
ハリの構成成分である、
- コラーゲン・エラスチンの破壊
- ヒアルロン酸減少
- 線維芽細胞がダメージを受け、ハリ成分を生み出しにくくなる
が起こることでたるみや深いシワにつながる。
真皮の復習はこちら▶【真皮の働きとは?】エイジングに深く関わる知識をわかりやすく解説 | 3分でわかる美容知識 基礎⑥
光老化を防ぐ方法
①毎日の紫外線対策
- 日やけ止め or 物理的遮断(UVパーカーや帽子など)を使う
- 日やけ止めの場合、メーカーの推奨量を守る
②摩擦しない紫外線対策
『摩擦→炎症→メラニン生成』は光老化を加速させるため、肌を触るときは摩擦を避ける
③抗酸化ケアを取り入れる
紫外線が生む”活性酸素”が肌を老化させるので、抗酸化成分も光老化予防の鍵!
- ビタミンC(APPS・VC-IP)
- フラーレン
- フェルラ酸
- アスタキサンチン
- ポリフェノール
- ナイアシンアミド
④バリア機能強化
バリア機能が低下することで、乾燥しやすくなったり紫外線が肌を通過しやすくします。
- セラミド
- NMF(PCA-Na・アミノ酸)
- スクワラン
- グリセリン
⑤真皮構造を再構築
レチノールやナイアシンアミドなどを使うと、真皮構造を再構築してくれるのでおすすめです。ただし、レチノールは光に弱かったり角層が一時的に薄くなったりするため(皮膚は徐々に厚くしてくれる)使用の際に量や肌状態など注意が必要です。
⑥生活習慣でできること
- 血流をよくすることでターンオーバー改善
- 睡眠やストレス解消でホルモンバランスを整える
- たんぱく質をよく摂る 等
光老化に効く成分まとめ
シワ・たるみ ⇒ シワ改善/ハリUP/抗酸化 系成分
- レチノール
- ナイアシンアミド
- ペプチド
- ビタミンC誘導体
- アスタキサンチン
メラニン悩み(シミ・そばかすなど)⇒ 美白系成分
肝斑は基本的にはトラネキサム酸内服と言われています。
- トラネキサム酸
- アルブチン
- コウジ酸
- 4MSK
- ビタミンC
- ナイアシンアミド
茶ぐすみ・透明感 ⇒ ターンオーバー促進系成分
- ナイアシンアミド
- AHA(乳酸・グリコール酸)
- レチノール
- ビタミンC誘導体
一緒に使うと効果UP ⇒ 抗炎症系成分
- グリチルリチン酸ジカリウム
- トラネキサム酸
まとめ:エイジングでの悩みは、ほぼ全て光老化
たるみ
シワ
シミ
茶ぐすみ ・・・
肌の影が増えるのは、
ほとんどが 紫外線によるダメージの蓄積です。
紫外線を防ぎながら美容をすると、
肌は自然と明るく、ハリを取り戻していきます。

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