これまで、基本的な4つの肌タイプをご紹介しましたが、「敏感肌」もよく聞かれる言葉だと思います。近年では広義的に捉えられますが、ここでの敏感肌は『一時的もしくは慢性的にバリア機能が低下し、刺激を感じやすい状態になっている肌』と定義します。
例えば「暑い日にニキビができやすい」「寒くなると乾燥しやすい」などの一般的な悩みに関しては敏感肌に分類しません。基本的には、皆さん4つの肌タイプに分類することができます。
4つの肌タイプはここでチェックしてみましょう▶【肌タイプ診断】スキンケア選びの9割は”肌タイプ”で決まる|3分でわかる肌タイプと特徴①
敏感肌とは?まず知っておきたい基本
先ほど、敏感肌とは『一時的もしくは慢性的にバリア機能が低下し、刺激を感じやすい状態になっている肌』と定義しました。
ここで抑えておきたいことは、「敏感肌は、例えると食物アレルギーのようなもの」です。特定の人だけが反応することもあれば、普段は平気なのに“体調が悪い時だけ”反応が出ることもあります。

『生まれつき蟹アレルギーの人もいれば、体調不良で蟹刺しを食べるとお腹をくだしやすい』こともあるよね!
敏感肌の具体的な症状としては、
- 外部刺激(紫外線・花粉・化粧品)に反応しやすい
- 赤み・ピリつき・かゆみがでやすい
という状態があります。
敏感肌の主な特徴
- 新しい化粧品でしみる・赤みが残りやすい
- 季節の変わり目で肌が荒れやすい
- 洗顔後にピリつき・赤みが残りやすい
- どんな対策をしても乾燥を感じやすい
- 肌が薄く見える
- 肌のゆらぎが周期的・特定的に起きる
敏感肌になる人の特徴
①生まれつき、特定の刺激に反応しやすい人
肌のバリア機能が生まれつき弱かったり、ある成分にだけ敏感になりやすい”体質”の人もいます。アトピー体質の方(過去も含む)もこの例に含まれます。
②日ごろのケアを頑張りすぎてしまう人
ゴシゴシ肌を洗ったりマッサージをしたりする、アルコールが強すぎる商品を使っている、ピーリング・美容医療のやりすぎ等で敏感肌に傾くことも多いです。俗に言う、ビニール肌です。
③乾燥を放置する
唇は生まれ変わりの周期が違いますが、乾燥をそのまま放置してガッサガサになった経験はありませんか?肌も乾燥を放置すると、”一時的に”敏感肌状態となることがあります。
敏感肌に向いている対策
①ひどい場合・ずっと続く場合は皮膚科へ
敏感肌は4つの肌タイプとは違って、通常では対処しきれないフェーズに入ることも多いです。そうなったら迷わず皮膚科へ行きましょう。
②”刺激源をゼロにする”
- 摩擦(触るのも最低限に)
- 強いクレンジング(オイルやバーム)
- スクラブ・ピーリング
- アルコール強めの化粧水
- 刺激系成分(レチノール、高濃度ビタミンC等)
- 香り・精油が強いもの
- 新しい化粧品の追加
これをやめるだけでも落ち着いていくことが多いです。
勘違いしがちなのが、ここでオーガニック化粧品を使うこと。これもおすすめできません。草や花で皮膚がまけることがあるように、自然の植物ほど、いろんな成分が含まれておりアレルギーや刺激がでやすい場合も多いです。
摩擦を最低限にするために、化粧水(水分)+クリーム(油分)で終わるのも一つの手だと思います。
敏感肌がやりがちなNG習慣
敏感肌は乾燥肌と同じくバリア機能が壊れているため、ほぼ同じ内容です。しかし、「特定の成分」が原因の場合は避けるようにしましょう。
❌ ゴシゴシ洗う・熱いお湯で洗う
→刺激で乾燥サイクルに陥ったり、必要な油分が持っていかれてしまう。
❌ 普段のスキンケアを行う
→「使用料が少なくて摩擦が起こっていないか」「肌を触る力が強すぎないか」等特定の原因が分かれば、そこを改善することが大事。
❌ 化粧水だけを“何度も重ねる”保湿
→必ず、油分を足すことを心がける。油分のベタつきが苦手な人は乳液から慣れていくことも大事。
❌ 角質ケアのやりすぎ
→ピーリングの頻度や美容医療、レチノールの間違った使い方をする人ほど乾燥肌になりやすい。
❌ 乾燥を放置する
→乾燥小じわや毛穴の開き、くすみと疲れた肌印象になりやすい。オールインワンからでも良いので始める。
まとめ|敏感肌は一時的なこともある
「ニキビができたから」「乾燥しはじめたから」と”敏感肌”に分類していては、もったいないです。スキンケアは、どんどん科学的に進化しています。まずは、自分の肌タイプを知り、敏感肌に傾いてしまったら対策をとっていきましょう。
- スキンケアの仕方・成分の見直し
- 悩みが起こったら対策を打つ
- 気温・湿度変化に気を付ける
これだけで肌は徐々に落ち着いていきます。それでも落ち着かない場合・ひどい場合は皮膚科へ行くことをおすすめします。


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