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アルコール好きなお客様も多く接客してきた化粧品企画が語る|飲酒で肌荒れ・ニキビが起こる本当の理由

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私はこれまで、アルコールが好きなお客様を含め、さまざまな肌悩みを持つ方の接客を行いながら、化粧品企画に携わってきました。

クリスマスや年末年始、忘年会・新年会が続くと、「お酒を飲んだ翌日から肌荒れやニキビが増えた気がする」と感じる人は少なくありません。

私の経験値としても、アルコールと肌荒れ・ニキビには明確な関係があります。
ただし、お酒=必ず肌荒れ・・・というわけではなく、飲み方・食べ方・ケア次第で影響は大きく変わります。

記事全体の動画解説はこちら▼

導入~アルコールで肌荒れ・ニキビが起こる原因と症状(1:30)~飲酒の際に気を付ける3つのポイント(2:30)~賢いお酒・おつまみ選び(3:25)~飲み会から帰ったあと約束してほしいこと(4:40)~アルコールに負けない日常スキンケア(6:03)

アルコールで肌荒れ・ニキビが起こる原因と症状

アルコールによる肌荒れ・ニキビの原因は、主に次の4つです。

①血管拡張や肝臓機能低下による炎症の助長
  • アルコールは分解時のアセトアルデヒドによって赤みかゆみを起こしてしまいます。
  • アルコールによって活性酸素も発生するため、身体の中に様々なものを錆びつかせて”細胞の機能を低下”させることも知られています。
  • 佐賀大学の研究によると、アジア人は飲酒量が増えるほど、メラニン指数が高くなるという報告もあります▶飲酒によって生じる色素沈着症の研究
②利尿作用による乾燥

飲酒後は体内の水分が失われやすく、
肌の水分量が低下→バリア機能が弱くなることで肌荒れが起こりやすくなります。

③肝臓への負担と代謝低下

肝臓機能が低下すると

  • 肌の代謝(ターンオーバー)が低下する
  • 血流が悪くなり肌に栄養や酸素が巡らない
  • 毒素が溜まり、むくみの原因につながる

など、全ての悩み(肌の色、肌の形の悩み)や老化に繋がってきます。

④糖質・脂質の過剰摂取

お酒そのもの+おつまみの影響で
皮脂分泌が増え、毛穴詰まりを起こしやすくなります

▼特に出やすい症状

  • 翌朝起きた時の皮脂過剰・ベタつき
  • 口回りやフェイスラインのニキビ
  • 赤み・ごわつき・化粧のりの悪さ

飲酒の際に気をつけたい”3つ”のポイント(肌荒れ対策)

①おつまみは「タンパク質や野菜」を意識

枝豆、冷ややっこ、焼き魚、サラダ、ナッツ少量などを選べると◎

本当は避けたい▼
揚げ物、甘いお菓子、〆のラーメン
これらは血糖値・皮脂の急上昇を引き起こします。

②ビタミンB群を意識的に補う

アルコール分解で消費されやすいのがビタミンB群です。


飲酒前にビタミンBサプリを飲むこともおすすめです!
▼ビタミンB群の役割

  • 皮脂コントールでニキビを予防・改善
  • ターンオーバーを整えて、元気な細胞を生成

▼ビタミンB群が含まれる食べ物

うなぎ、レバー、青魚、卵、豚肉、豆、海苔、マグロやカツオ、ニンニク等

③水をたくさん飲む

できれば、水はお酒と同じ量摂ることが理想です。そうすることで、時間が経ったとき・翌朝の乾燥を防ぐことができます。

hitomi
hitomi

でも、そんなこと言っても避けられないよね~~~~!!!

肌荒れ・ニキビを起こしにくいお酒の選び方

比較的おすすめなお酒

  • 蒸留酒(焼酎、ウイスキー、ジン等)
  • 糖質オフタイプ

☝️糖質が少なく、皮脂分泌を促しにくい

肌荒れしやすいお酒

  • 甘いカクテル
  • チューハイ
  • ビールの飲みすぎ

☝️糖質+アルコール=ニキビができやすい・翌朝の皮脂過多が目立つ

アルコールと上手に付き合うための考え方

hitomi
hitomi

接客していて、肌に悩む人に多かったのが「酔ってクレンジングをしないで寝る」「ほぼ毎日飲む」だったよ(笑)

絶対、クレンジングだけはすると誓う

絶対!クレンジングだけはしてください!
難しい場合は、シート状or拭き取り式クレンジングでもよいので準備をしておくこと。

日ごろのスキンケアは隙がなく行い、酔った日はオールインワンでも〇

毎日のスキンケアをしておくと、1日アルコールを摂取しても大きく揺らぎません。ただ、生理前や体調不良の場合は肌荒れしやすい時期なので、体調にも気をつけてくださいね。

できるだけ毎日のアルコールは避ける

肌にも肝臓にも大切なのは「リセットできる時」を持つことです。

毎日のスキンケアで肌を揺らぎにくくする

飲酒が続く時期ほど、
―――スキンケアは「攻め」より「守り」が大切です。―――

たくさんの酒飲みを接客してきた化粧品専門家が教える日常ポイント

  • クレンジングは冬は雑になりがちなので細かいところまで丁寧に行う
  • 抗炎症成分(グリチルリチン酸ジカリウム)を取り入れる
  • 皮脂抑制・シワ改善(ナイアシンアミド)を取り入れる
  • ザラつき・ゴワつき対策(レチノール)を取り入れる
  • 乳液やクリームを使って肌の水分を守る

バリア機能を保つ・炎症対策をすることで、アルコールの影響を受けにくい肌状態にできます。

まとめ

アルコールによる肌荒れ・ニキビは、
1回の飲酒そのものより「飲み方・生活・日常ケア」の影響が大きいです。

イベントを避けられない時期こそ、

  • 食べ方・飲み方
  • 水分補給
  • スキンケア

を少し意識すると、肌は変わります。

無理に我慢もせず、
アルコールも肌も楽しめるバランスを見つけていきましょう。

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