未分類美容知識

【表皮4層の働きとは?】表皮の詳しい働きに関わる知識をわかりやすく解説|3分でわかる美容知識 基礎⑤

美容知識⑤ 未分類

表皮は「肌のいちばん上の層」だと前回お伝えしましたが、実は表皮の中でも4つの層が連携して肌を守っています。ターンオーバーはもちろん、メラニンを生成したり免疫に関与したりとそれぞれの役割で機能しています。

なので、普段は「ターンオーバー」とひとくくりにされがちですが、健康な肌状態とのつながりを理解することも美容知識として必須の基礎内容になります。

前回の講座はこちら▶表皮の役割とは?肌荒れの原因とも深く関わる知識をわかりやすく解説|美容知識【基礎④】

表皮とは?を復習しよう

厚さは約0.2mm。ラップほどの薄さと例えられることがよくあります。中でも、4層構造(角質層、顆粒層、有棘層、基底層)をとり、ターンオーバーで成り立っています。

健康な肌は、基底層~顆粒層まで押し上げられるのに約14日角質層だけで約14日の約28日サイクルでターンオーバーをしています。

層の名称ひとことで表すと
角質層(かくしつそう)
(一番表面にある層)
バリア機能の要
顆粒層(かりゅうそう)保湿の成分製造工場
有棘層(ゆうきょくそう)
(一番厚い層)
刺激を受け取り、肌を守る情報伝達センター
基底層(きていそう)ターンオーバーの出発点

次は時系列順に、4層の働きを詳しく解説します。

基底層 ターンオーバーの出発点

新しい細胞を作り出す“肌細胞の工場”です。真皮の毛細血管から栄養や酸素を補給し細胞分裂するという、唯一の細胞分裂能があるのも特徴です。

栄養や酸素不足すると質の良い細胞が作られずそのまま表面に押し出されて、バリア機能低下につながります。

また、メラノサイト(メラニン工場)があり、メラニンを生成し受け渡す役割があります。メラノサイトの樹状突起は有棘層まで到達し、メラニンを受け渡すことができます。

有棘層 悪い情報をキャッチするセンサー層

細胞同士が棘(トゲ)のように手をつなぐことから「有棘層」を言われます。真皮~基底膜を通して輸送された栄養や酸素を受け取ります。

また、ランゲルハンス細胞があり、細菌や紫外線などの侵入者や刺激を監視する免疫機能を持つ

顆粒層 保湿の成分製造工場

顆粒層ではセラミドケラトヒアリン顆粒が合成をサポート)、フィラグリン(ケラトヒアリン顆粒が素)等の保湿を支える成分が生成され角質層で機能します。

※ケラトヒアリン顆粒が光を反射し、紫外線が肌の深部へ届きにくくなるという説もありますが、あくまで“可能性”の段階です。紫外線防御の主役はメラニンや角質層によるバリア機能であり、顆粒層は補助的な役割と考えられています。

角質層 バリア機能の要

角質層は10~20層と言われ、NMF(水を捕まえて保つ)や細胞間脂質(ラメラ構造を持つ)などの保湿成分でバリア機能を正常に保ち、キレイな肌を維持しています。スキンケアに使用する化粧水や乳液の適正量が多いと感じる方もいるかもしれませんが、メーカー側は10~20層の角質層には必要な量だと判断しています(角質層に効かせたい場合)。

hitomi
hitomi

角質細胞と細胞間脂質は、レンガとセメントの関係に似ているよ!

また、顆粒層までは細胞に核を持ちますが角質層になると細胞に核を持ちません。核を持つ場合、未熟な細胞が肌表面に押し上げられているということなので、ターンオーバーが早く敏感になっている場合があります。

よく化粧品で「※角質層まで」と表現されるところでもあります。薬機法という法律の関係でそう記載されています。

まとめ

表皮は詳しくみると“4層が連携して肌を守るシステム”です。最近は化粧品の「成分」に注目されがちですが、「どこが異常を起こしていそうなのか」まで理解できると、肌管理方法の選び方(スキンケアで対応するのか、医療に頼るのか)の精度が一気にあがります。

表皮を理解することは、見た目の美しさに直結する重要なポイントとも言えます。

―今回のポイント―

  • 表皮の中は4層構造(基底層、有棘層、顆粒層、角質層)で、それぞれに役割がある
  • 健康な肌は、基底層~顆粒層まで押し上げられるのに約14日角質層だけで約14日の約28日サイクルでターンオーバー

次回は真皮をさらに詳しく解説▶真皮の働きとは?エイジングに深く関わる知識をわかりやすく解説 | 3分でわかる美容知識【基礎⑥】

コメント

タイトルとURLをコピーしました